
ノンフライヤーを買う前に、「毎日使ったら電気代が増えそう」と気になることもありますよね。
1200Wなら15分で約9.3円、1500Wなら約11.6円が計算上の目安です。これは1kWhあたり31円で、表示の電力を15分間使い続けると仮定した数字です。実測した電気代ではありません。
毎日使う場合や予熱がある場合も、同じ式で考えられます。まずは、使いたい機種の消費電力と、1回に何分使うかを見てみましょう。

Table of Contents
15分なら約9〜12円。ただし計算の条件がある
公式に消費電力1200Wと記載されているレコルト「エアーオーブン 4L(RAO-4)」と、定格電力1500WのCOSORI「TurboBlaze 6.0L」を例にします。レコルト公式、COSORI公式
| 使用時間 | 1200Wの計算例 | 1500Wの計算例 |
|---|---|---|
| 10分 | 約6.2円 | 約7.8円 |
| 15分 | 約9.3円 | 約11.6円 |
| 20分 | 約12.4円 | 約15.5円 |
| 30分 | 約18.6円 | 約23.3円 |
※1kWhあたり31円、各表示電力で連続使用したと仮定して算出。小数第2位を四捨五入。予熱・追加加熱・待機中の電力は別。各機種の特定料理の実測値や、省エネ性能の比較ではありません。
「ノンフライヤーなら何を作っても15分でこの料金」という意味ではありません。時間のかかる料理や、分けて調理する場合は、その分も考える必要があります。

自分の機種では「W÷1000×時間×単価」で計算する
使う式は次のとおりです。
電気代の計算例=消費電力(W)÷1000×使用時間(時間)×電気料金単価(円/kWh)
1200Wで15分なら、15分を0.25時間に直して計算します。
1200÷1000×0.25×31=9.3円
本体や説明書に書かれた消費電力を確認すれば、ほかの機種でも同じように計算できます。数字が「分」なのに、そのまま式へ入れないようにしましょう。20分なら20÷60時間です。
ここで使った31円/kWhは、全国家庭電気製品公正取引協議会が示す税込の目安単価です。自宅の契約単価とは異なる場合があります。家電公取協「よくある質問」Q7

毎日15分使うと、30日で約279〜349円の計算
同じ条件で、15分の使用を繰り返した場合も計算してみます。
| 15分使用する回数 | 1200Wの計算例 | 1500Wの計算例 |
|---|---|---|
| 月10回 | 約93円 | 約116円 |
| 月20回 | 約186円 | 約233円 |
| 月30回 | 約279円 | 約349円 |
※1kWhあたり31円、表示電力で連続使用と仮定。1回分を丸める前の値に回数を掛け、円単位に四捨五入しています。予熱などは含みません。
1日に2回使うなら、その回数も足して考えます。「1回の電気代」だけでなく、家族の食事やお弁当で何回使いそうかを想像すると、月の目安がつかみやすくなります。

予熱や追加加熱があれば、その時間も忘れずに
調理の設定時間が15分でも、その前に予熱をしたり、あとから加熱を足したりすれば、使う電気は増えます。
たとえば1500Wで「予熱5分+調理15分」、合計20分を同じ電力で使い続けたと仮定すると、約15.5円です。
これは計算を説明するための例であり、すべての機種に5分の予熱を勧めるものではありません。予熱の要否や方法は、機種とレシピに従ってください。COSORI TurboBlaze 6.0Lの公式説明書12頁では、バスケットがすでに熱い場合を除き、食材を入れる前の予熱を推奨しています。COSORI公式説明書12頁
電気代を抑えようとして、必要な調理工程や十分な加熱を省くことは避けましょう。
関連する確認点は、機種ごとの予熱の確認で整理しています。

1500Wの機種が、1200Wより必ず高くつくとは限らない
消費電力の数字は、機種を比べる手がかりの一つです。ただし、1回の電気代は使用時間にも左右されます。
さらに、調理中の温度制御などによって消費電力は変わるため、表示電力をずっと使い続ける計算と、実際の消費電力量は一致するとは限りません。
Wは電力、kWhは使った電気の量です。1200Wと1500Wを同じ15分で計算しただけでは、同じ料理が同じ量・同じ仕上がりになるかまでは分かりません。
「低いW数だから必ず節約」「調理中は冷蔵庫並みの電力になる」と決めつけず、計算上の目安として使ってください。

小さい機種で2回に分けるなら、合計時間も見る
本体が小さくても、家族分が一度に入らず2回に分ければ、使う時間は長くなります。一方、大容量機種でも、いつも少量しか調理しないなら、その大きさが必要か考えたいところです。
購入前は、普段食べる量を一度に並べられるか、途中で分けて調理する必要があるかを確認しましょう。容量のL数だけでなく、バスケットの底面や食品の並べ方も関係します。
電気代だけで機種を決めず、1回に作りたい量、置き場所、洗いやすさも合わせて選ぶと、使い方に合う候補を絞れます。
関連する確認点は、容量と扱いやすさの比較、置き場所の確認点、食洗機対応と洗い場の確認で整理しています。

ガスや電子レンジより安いかは、同じ料理で比べる
「揚げ油が少なく済むなら、ガスで揚げるより安い?」と考えるかもしれません。
ただし、ガスの契約単価、使う油の量、調理時間、一度に作る量が違えば、比較結果も変わります。ノンフライヤーの電気代だけを見て、必ずガスより安いとは言えません。
電子レンジとの比較でも、レンジの出力表示「600W」と、本体の消費電力を同じ数字として扱わないことが大切です。電子レンジ側も説明書の消費電力を確認し、同じ食品・量で、必要な時間や仕上がりを含めて比べます。日立公式仕様:レンジ消費電力と手動出力
ご飯を温めたいのか、惣菜の衣をカラッとさせたいのかによっても、選ぶ方法は変わります。
関連する確認点は、電子レンジとの温め直しの使い分けで整理しています。

自宅の料金に近づけるには、契約内容を確認する
31円/kWhは比較のための目安です。実際の料金は、契約プランや時間帯、各種調整などによって変わります。
たとえば1200Wで15分なら、単価を40円/kWhと仮定した場合は12円です。同じ使い方でも、計算に入れる単価で金額が変わります。
自宅の目安を知りたいときは、電力会社の明細やマイページで、契約プランと使用時の単価を確認してください。月の請求額には基本料金なども含まれるため、この記事の計算額がそのまま請求額になるわけではありません。

電気代で迷いやすいこと
長く加熱する焼き芋は、15分の料金で考えていい?
実際に使う時間で計算します。仮に45分なら、1200Wで約27.9円、1500Wで約34.9円です。31円/kWhで表示電力を使い続ける仮定であり、45分の調理を推奨するものではありません。
電気代を抑えるため、食材を詰め込んでもいい?
説明書にある適量や並べ方を守ってください。詰め込むことで加熱が不十分になり、追加加熱が必要になることも考えられます。節約のために仕上がりや加熱の確認を省かないようにしましょう。
電気代の安さだけで買っていい?
買う前は、本体価格、使う頻度、調理したい量も確認してみてください。すでにある家電で目的を満たせる場合もあります。電気代の計算例は、購入を考える材料の一つとして使うと役立ちます。
参考情報:2026年10月29日確認。レコルト RAO-4仕様、COSORI TurboBlaze 6.0L仕様・FAQ、全国家庭電気製品公正取引協議会 Q7。掲載金額は明記した条件による計算例で、実機測定ではありません。
この記事の商品紹介にはAmazon・楽天のアフィリエイトリンクを含みます。Amazonのアソシエイトとして、飲食LIFEは適格販売により収入を得ています。


