
シリコン製の製氷皿なら、柔らかいから氷も簡単に取れる。
そう思って買ったのに、
「あれ? 全然取れない」
製氷皿をねじっても氷が残る。底から押してもなかなか出ない。ようやく外れたと思ったら、今度は氷がキッチンに飛んでいく。
これ、地味ですがかなり面倒です。
結論から言うと、製氷皿は「柔らかいシリコンなら何でも取りやすい」わけではありません。
取り出しやすさを重視するなら、
- 底を1個ずつ押しやすいか
- トレーの枠にある程度の硬さがあるか
- 氷を外す仕組みが分かりやすいか
- フタが付いているか
- 一度に何個取り出したいか
まで見た方が失敗しにくくなります。
シリコン製氷皿から氷が取れないときの対処と、次に選ぶならどんな製氷皿が使いやすいのかを順番に見ていきます。

Table of Contents
シリコン製氷皿なのに氷が取れないのはなぜ?
普通の硬い製氷皿には、トレー全体をひねって氷を外すタイプがあります。
ところが柔らかいタイプでは、同じようにひねってもトレーだけが曲がって、狙った氷へうまく力が伝わらないことがあります。
ここが最初の落とし穴です。
底面が柔らかい製氷皿には、底を指で押して氷を上へ出す構造の商品があります。実際、パール金属「冷た倶楽部 取り出しやすいアイストレー」も、上部はポリプロピレン、下部は熱可塑性エラストマーで、底面を押して取り出す構造です。
つまり、重要なのは「シリコンかどうか」だけではなく、どうやって氷を外す設計なのかです。
柔らかすぎると扱いにくいこともある
トレー全体が非常に柔らかいと、水を入れて冷凍庫へ運ぶときにたわみやすくなります。
また、氷を外すときもトレー全体が変形するため、「押したい場所だけを押す」操作がしにくいことがあります。
そのため筆者なら、柔らかさだけではなく、
硬さのある枠+押せる底面
のように、持ちやすさと取り出しやすさを両立した構造を優先します。
水を入れすぎて氷がつながっている
仕切りより上まで水を入れると、凍ったときに隣の氷とつながってしまうことがあります。
1個ずつ取り出したい製氷皿では、これだけでも外しにくくなります。
水量は各商品の説明に従いましょう。
まず試したい|底から1個ずつ押してみる
今使っている製氷皿が底面を押せるタイプなら、いきなり買い替える前に取り出し方を変えてみます。
1.フタを外す
フタ付きなら、まずフタを外します。
2.受け皿や保存容器の上で作業する
氷が急に外れて飛んでいくのを防ぐため、保存容器などの上で取り出すと楽です。
3.取りたい氷の底を押す
トレー全体を力いっぱいねじるのではなく、取りたい区画の底を押します。
底面押し出しタイプは、この使い方を前提にした商品があります。
4.取れないからといって道具でこじらない
包丁などを差し込んで無理に外すのは避けます。
トレーを傷つけたり、手を滑らせたりする原因になります。
商品に指定された取り出し方がある場合は、必ずそちらを優先してください。

取りやすい製氷皿は「素材」より「構造」を見る
製氷皿を買い直すなら、商品名の「シリコン」という文字だけで決めない方がいいです。
見るポイントは次の4つです。
① 底だけ柔らかい
枠には硬さがあり、底面だけ柔らかく押せるタイプ。
水を入れた状態で持ちやすく、狙った氷だけ押し出しやすいのがメリットです。
② 1個ずつ独立して押せる
必要な氷だけ取り出したいなら重要です。
飲み物に2~3個だけ入れたいとき、全部の氷を一度外す必要がありません。
③ フタ付き
冷凍庫内で重ねて置きたいならフタ付きが便利です。
ただし、フタ付き=横にしても水が漏れない完全密閉とは限りません。商品の仕様を確認してください。
④ 氷をまとめて外す機構
大量の氷を頻繁に使うなら、1個ずつ指で押す作業そのものが面倒になります。
その場合は、押し出し機構やストッカー付きなど、まとめて取り出すことを狙った製品も候補です。
何を凍らせるかでも選び方は変わる
普段の飲み物用
毎日使うなら、氷の個数と取り出しやすさのバランスを優先。
数個ずつ使うなら底押し式、大量に使うならまとめて取り出せるタイプが便利です。
離乳食・だし・スープなどの小分け
必要な量だけ取り出したい用途では、1区画ずつ押せる構造と相性がいいです。
食品を凍らせる場合は、その製氷皿が食品用途に対応しているか、メーカーの使用方法や耐冷温度も確認してください。
ハイボールなどの大きな氷
大きな角氷・丸氷が目的なら、通常サイズの製氷皿とは分けて考えます。
大きな氷専用でも、底面を押して取り出せる商品があります。

取り出しやすさ重視で選ぶなら候補はこれ
パール金属「冷た倶楽部 取り出しやすいアイストレー(蓋付)」
まず候補にしやすいのが、パール金属の「冷た倶楽部 取り出しやすいアイストレー(蓋付)」です。
公式オンラインショップでは、底面がやわらかい素材で押しやすい製氷皿として販売されています。
上部はポリプロピレン、下部は熱可塑性エラストマー。全部をシリコンのような柔らかい素材にするのではなく、取り出す底面を柔らかくした構造です。
「今の柔らかい製氷皿がぐにゃぐにゃして使いにくい」という人には、かなり分かりやすい比較対象です。

底面を押して氷を取り出すタイプです。トレー全体をねじっても外れにくい人や、必要な氷だけ少しずつ使いたい人は、この構造を比較対象にしやすいです。
大きな氷なら底押しタイプもある
ハイボールなどに使う大きな氷でも、底を押して取り出すタイプがあります。
ここでは通常の製氷皿と混ぜず、「大きな氷が欲しい人向け」として商品を分けて紹介する方が分かりやすいです。

ハイボールやアイスコーヒーで大きめの氷を使いたい時に見るタイプです。普段の小さな氷とは用途が違うので、飲み物用の大きな氷を作りたい人向けに分けて考えると選びやすくなります。
結局どれを選ぶ?悩み別に整理
今の製氷皿で1個だけ取れない
底面を1区画ずつ押せるタイプ。
柔らかさよりも、押した力が狙った区画へ伝わる構造を見ます。
トレーがぐにゃぐにゃして水を運びにくい
硬い枠+柔らかい底面タイプ。
トレー全体が柔らかいものを避けます。
毎日大量の氷を使う
まとめて取り出せるタイプ+ストッカー付き。
1個ずつ押す作業を減らす方向で選びます。
離乳食やだしを小分けしたい
小さめ区画+1個ずつ取り出せるタイプ。
食品用途への対応も必ず確認します。
ハイボール用
大きな角氷・丸氷専用品。
普段使いの小さな氷とは製氷皿を分ける方が選びやすいです。

それでも毎回取れないなら、製氷皿を替えていい
製氷皿なんて、氷ができれば何でも同じ。
買う前はそう思いがちです。
でも実際には、
水を入れる → 冷凍庫へ運ぶ → 凍らせる → 氷を外す → また水を入れる
を何度も繰り返します。
毎回トレーをねじって、何度も底を押して、最後には氷が飛んでいく。
これが続くなら、製氷皿との相性が悪いと考えていいでしょう。
まずは今の製氷皿で、メーカー指定の方法と「底から1個ずつ押す」構造かどうかを確認する。
それでも使いにくければ、次は「シリコン製」という素材名ではなく、氷の取り出し構造で選ぶ。
ここが一番大事です。

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