「不細工だから接客は無理」
「裏方なら受かると思ってたのに、そこでも落ちた」
「はい、終了。人生積んだ〜」って言いたくなる気持ち、めちゃくちゃわかります。
でも筆者、飲食チェーンで散々新人見てきたんですけど、“顔が悪いから落ちた人”より、“返事とリアクションが薄すぎて落ちた人”のほうが圧倒的に多い。
つまりこうです。
「顔で損してる」と思ってる人、8割くらいは“反応”で損してる。
本日は長年の飲食勤務で感じたタブー「顔採用」について書かせていただきます。
(ダイスケさんの経験に基づく記事になりますので参考程度に)

正直な話、顔採用はあるよ。でも理由はそこだけじゃないかな?
Table of Contents
ブサイクだからバイトに落ちる訳では無い
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顔採用はゼロじゃないけど、落ちる理由はたいてい「声・返事・挙動」
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自己肯定感の低さが、全部を「暗く見せる」原因になってる
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裏方でも元気と反応がなければ、使えない扱いされる
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教える側が一番困るのは「無反応な子」。理解してるのか伝わらない
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解決策は、「声と返事だけ」意識すればわりと変わる
面接やバイト中の注意点 自信を持とう!!
それでは実際に面接やバイト中に注意しておきたいポイントの詳細を見ていきましょう。大半は“不細工”が原因ではなく、自信の無さが溢れすぎてしまっているところがポイントになります。
顔じゃなくて「声・返事・挙動」で落ちてるケースが多すぎる
面接で見られているのは、実は顔面偏差値より“人間としての反応”。
返事が聞こえない、挨拶が弱い、動きが鈍い――そういう「扱いにくそう」な印象で落ちる人がほとんど。
見た目より「感じのよさ」の方が強い。これは飲食に限らず、バイト全般の真理。
自己肯定感の低さが「感じの悪さ」に化けてしまう
不細工だと自信が持てない → 声が小さくなる → 挙動も不安定 → それが「暗い人」「やる気がない人」に見える。
これ、完全に地獄ループ。
しかも本人は「頑張ってる」つもりでも、周囲には伝わっていないという悲しさつき。
裏方でも“反応の悪さ”は通用しない
「接客が無理だから裏方にしたのに、そこでも落ちた」という人、多いです。
でも裏方=黙っていればいい、ではない。
指示に対する返事やリアクションがないと、現場では「怖い」「頼れない」と判断されてしまう。
裏方でも、「元気」と「反応」は最低ライン。
無言・無表情だと教育側が「教えづらい」と感じる
教える側が一番不安になるのは「返事がない新人」。
怒ってないのにビクビク、話しかけても無反応、指示を出しても反応なし。
これでは「聞いてるの? 理解してるの?」となって当然。
実は、不採用の最大理由が「伝わってる感じがしない」という部分にある。
声と返事だけで、“使えそう感”は出せる
難しいテクニックなんて要らない。
「はい、お願いします!」と返事できるだけで、「元気な子」に見える。
「すみません、もう一度お願いできますか?」と聞けるだけで、「前向きな子」に見える。
飲食業界では、“印象=第一声+返事+表情”が8割。
顔より「伝え方」で評価はひっくり返せる。
<よくある例>

はじめまして星です!!よろしくお願いします!!

・・・・・・・・はい・・・・・・。

自分、いま自己紹介しったすよね・・・? なんかボソって言ってたけど・・・。大丈夫かな??
4. 最後に残るのは「反応できるかどうか」だったりする
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「不細工だから落ちた」は半分だけ合ってる
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本当の敗因は、声の小ささと返事のなさ、そして挙動不審
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接客じゃなくても、反応とリアクションは重要
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教える側に「わかってる感」を出すのが、採用の分かれ道
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顔じゃなくて、伝え方で損してる人が多すぎる
顔じゃなくて「空気感」で損してた話、もっと早く知りたかったよね
筆者自身、学生時代は「顔が原因で落ちたんだな」と思いながら、バイト帰りに夜の公園で一人ベンチに座ってた側の人間です。
でも今なら言える。
あれ、たぶん顔じゃなくて声だった。あと、挨拶がボソボソすぎた。
もしこの記事を読んで、「あー、自分もやってるかも…」と思った人は、今日から声をひとつだけ大きくしてみてください。
たったそれだけでも、世界の見え方がちょっと変わるかもしれません。
そして最後にひとつだけ。
本当にやばいのは、顔じゃなくて「自分なんて無理だ」と決めつける気持ちの方です。
バイトは人生のすべてじゃないけど、自信を少しずつ取り戻すチャンスにはなります。
不細工でも、生きていこうぜ。堂々と。声出して、返事して、めちゃくちゃ働けなくても、気持ちが伝わるやつは、ちゃんと拾ってもらえる世界だから。変わっていこう!!