「高校生でもバイトしたい!でもウチの学校はバイト禁止…」
そんな悩みを持つ人、実は多いです。中には「バレなきゃいい」と考える人もいるかもしれませんが、
現実はそんなに甘くありません。
この記事では、飲食店長20年の店長目線で「バレないバイト」が可能かどうか、そして高校生がバイトするための現実的な方法をお伝えします。 (校則違反を推奨する訳ではありません。学校側の正式な手順を踏んでアルバイトするのが1番です!)
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人目が気にならない?飲食店の厨房バイトという選択肢
「できれば人に見られずに、こっそりバイトしたいな…」
そんなふうに考える高校生、実は意外と多いんです。
「友達や先生に働いてる姿を見られるのが恥ずかしい」
「部活の先輩に見つかりたくない」
「親には一応OKもらったけど、周りに知られたくはない」
そんなあなたに知ってほしいのが、“人目につきにくいアルバイト”という選び方。
たとえば、レジや接客のない裏方作業や、店舗の奥で黙々と働ける仕事などは、周囲の目を気にせずに働きやすいのが特徴です。
中でもおすすめなのが、飲食店の「厨房(キッチン)バイト」なのです。
厨房(キッチン)バイトのオススメポイント!
① お客様の目に触れにくい
キッチンは基本的に裏方作業なので、接客のように人前に立つことがありません。
そのため、たまたま来店した先生や知人に働いている姿を見られるリスクが低いのが特徴です。
② まかないがある場合がある
飲食店によっては、勤務後や休憩中に「まかない」が出ることがあります。
食費が浮く上に、おいしいごはんが食べられるのは嬉しいポイント。
(※まかないの有無・無料有料は事前に確認しましょう)
③ 繁忙時間は人手不足=稼ぎやすい
特に週末のディナータイムなどは、どのお店も人手不足になりがち。
高校生でも積極的にシフトに入れてもらえることが多く、稼ぎやすいポジションでもあります。
④ 長期休みは昼から入れることも
春休みや夏休みなどの長期休みは、昼間から働けるチャンスが増えます。
小学生のお子さんがいる主婦の方は、お子さんの休みに合わせて出勤を控えるケースがあるため、代わりに高校生がシフトに入りやすくなるという背景があります。
また、長期休みは外食の需要も増え、ランチタイムから混みやすくなるため、お店としても昼からの人手を求めています。
普段は夕方しか働けない高校生にとって、昼からシフトに入れるのは稼ぐチャンスが広がるメリットです。
高校生におすすめの厨房(キッチン)バイト
1|ファミレスのキッチン
ファミリーレストランのキッチンは、まさに“定番中の定番”。
仕事内容は、盛り付けや洗い物、フライヤーの補助など。
調理マニュアルがしっかりしているため、未経験でも始めやすい。
ホールに出ることはほぼなく、厨房でコツコツ作業できるのが魅力だ。
2|回転寿司の裏側で
回転寿司のキッチンも、高校生に人気の裏方バイト。
お寿司を握るわけではなく、シャリをセットしたり、皿を並べたり、洗い物を担当したり。
店舗によっては完全に裏で作業できることもあり、静かに働きたい人にとっては心地よい環境かもしれない。
3|デリバリー&テイクアウト専門店
配達や持ち帰り専門の飲食店では、接客の機会がぐっと減る。
作業はもっぱら、弁当や寿司の盛り付け、ピザの準備など。
裏で手を動かすことがメインなので、制服を着ていても人目につくことは少ない。
4|スーパーの惣菜コーナー
地元のスーパーの惣菜部門では、早朝から昼にかけて調理をしていることが多い。
コロッケを揚げたり、おにぎりを詰めたり。
作業は比較的単純で、流れ作業が得意な人には向いている。
長期休みや学校がない日だけ入るスタイルも取りやすい。

自分は普段回転寿司によく行くので回転寿司でバイトしてみたいっす!!

回転寿司いいね。社割でお得に飲食できる店が多いかな。
デリバリー業態とかはお客様が店舗に来るのはテイクアウトのみだから、よりバレにくいかな。
バイトに応募する前に知っておきたい注意点!!
「よし、キッチンバイトしてみよう!」と思ったら、
その前にちょっとだけチェックしておいてほしいことがあります。
知らずに応募して、「あれ?思ってたのと違う…」「面接で落ちた…」なんてこと、できれば避けたいですよね。
というわけで、高校生がバイトに応募する前に知っておくと安心なポイントを4つにまとめました。
① 営業時間に注意!高校生は22時以降NG
高校生は法律で22時以降の勤務ができません。なので、お店が深夜まで営業している場合(特にファミレスなど)は、「人が欲しい時間帯」と自分が働ける時間帯が合わないと、採用が難しくなることも。
商業施設の中にある飲食店は、施設自体が21〜22時に閉まることが多いので、高校生でもギリギリまで働けるので採用される可能性はあり。
② 忙しい時間に入れるかどうかがカギ
お店が人を欲しがるのは、やっぱり一番忙しい時間帯。
たとえば…
昼のピーク:12時〜14時
夜のピーク:18時〜21時
特に混む:土日・祝日
このあたりにしっかり入れる人は、めちゃくちゃ重宝されます。
逆に「平日だけ・昼だけ・土日は無理」みたいな条件だと、ちょっと不利かも…。
③ デリバリー業態は“兼任”できる人が優先されがち
配達と調理をどっちもこなせる人の方が、お店から見ると助かります。
だから、「調理だけでお願いします!」という応募は、少しハードルが高め。
特に高校生で原付や車の免許がない場合は、「配達ナシでもOK」と書かれている求人を探すのがベターです。
④ 裏方でも“コミュ力ゼロ”はNG
キッチン=人と話さなくていい、って思われがちですが、まったくの無言プレイは無理です。
オーダーが入ったら声を出す
他のスタッフとタイミングを合わせる
洗い場・フライヤー・盛り付けの連携など
裏方であっても、最低限のコミュニケーションは必須。
「接客はちょっと苦手」でも、「チームで働くのが無理」って人にはちょっときついかも。
まとめ
バイト選びって、「どこで働くか」も大事だけど、それ以上に「自分がそのお店にとってどんな存在になれるか」が採用に関わってきます。
時間帯・曜日・働き方のスタイルをきちんと整理してから応募すれば、お店側も「この子、頼れそう!」って感じてくれるはずです。