ハマれば最高!!個人経営の居酒屋でアルバイトするメリット・デメリットについて

 

居酒屋でアルバイトするなら個人経営の居酒屋のほうがいいの?

それもとも、チェーン展開しているような法人経営の居酒屋のほうがいいの?

 

そんな、悩みを抱えている方々はそこまで多くはないと思いますが、本日は個人経営の居酒屋で、働いていく上でのメリットやデメリットについて記事を書かせていただきます。

 

個人経営も法人経営も働くってことに変わりはないよ!!

今回の記事では法人・個人なんて分類をしていますが、結局のところは労働の対価に賃金を頂くという部分に違いはありませんので、どちらで働いても結局のところ変わりはありません。

 

今回お伝えしたいのは、個人・法人での微妙な違いって部分なのであります。

 

ちなみに今回の記事での法人・個人の分け方につきましては、オーナー店長+アルバイトさんで営業をしているような、そこまで席数の多くない居酒屋が個人経営。

 

社員数名で運営しているような大型の居酒屋や、チェーン展開しているような居酒屋を法人経営といった感じに分類しております。

ダイスケさん
ダイスケさん
大雑把な分類で申し訳ない!!

 

ハマる人はハマる!!個人居酒屋でのアルバイトの魅力!!

 

個人経営の居酒屋ってイメージ的には、規模が小さいからアルバイト1人でアレもコレも全部やらなければいけなくて大変そうだし、オーナー店長って曲者っぽくて付き合いづらそう、なんてことを考えてしまいますが、実際のところハマってしまえば、も〜最高のアルバイトなんて言う人もいる位なんです。

 

それでは、個人経営の居酒屋アルバイトの魅力や少し残念な所を紹介していきましょう。

メリット① オーナーやお客様との距離感の近さ!!

なんと言っても、個人経営の居酒屋の最大の魅力といったら、お客様との距離感の近さなのではないでしょうか?

 

大抵の場合、見渡せば全てのお客様の顔を確認できる席数で運営されている個人経営。

 

それゆえ、チェーン店とは一味違う、距離感の近い接客をすることができるのです。

 

常連のお客様に「〇〇さん今週もいらっしゃってくれたんですか!!」なんてご挨拶してみたり、初めてご来店いただいたお客様には「この辺りの名産は〇〇で〜、観光ならこんな所がお勧めですよ!」なんて世間話をしてみたりと、人と人の関わり合いを楽しむ接客が出来るのです。

 

中には「〇〇君!今日も頑張ってるね!」なんて名指しで労いの言葉をかけてくれる常連さんがいたり、「一杯飲みなよ!」なんて陽気なお客様からの心遣いを頂くこともあります。

 

距離感が近いからこそ体験できる、密な接客がそこにはあるのです!!

 

そして、こういった場面で学ぶコミュニケーションは、日常生活でも何かと役立つ場面が多いので、習得しておいて損はないでしょう。

 

さらに、こういった店舗の大半は、オーナー店長とバイト1〜2名といった人員配置で運営されているため、店長との距離感も非常に近く、将来は自らも居酒屋で独立なんて考えている人は、経営者から直接ノウハウを学ぶ貴重な機会を得ることができるのです。

 

時には社員に登用され二店目を任してもらえるなんてパターンも存在していますので、飲食業で生きていきたい!これから学んでいきたい!と、いった方には絶好のアルバイトなのです。

 

 閉店後はオーナーがご飯に連れていってくれることもありますので、学生さんにもありがたいバイトですよね。

 

メリット② 個人経営だからこそ出来るフットワークの軽さ

個人経営の居酒屋の特徴といったら、やっぱりフットワークの軽さなのではないでしょうか。

 

お給料が日払いで支給される店舗もありますので、翌月の給料日まで待てないような学生さんにはありがたいですよね。

 

さらに、繁忙シーズンの売上が良かった際には、“臨時ボーナス”が支給されたりなんてこともありますし、アルバイトさん達の労をねぎらうために、お店を休んでみんなでBBQなどのレクレーションをおこなう店もあるようです。

 

稀なパターンとしては、料理人を目指すアルバイトさんが作った料理をオーナーが大絶賛!!まさかの定番メニューの仲間入りなんてことも。自ら考案した料理の感想を直接お客様に聞くのは少しばかり怖いですが、貴重な感想しっかり受け止めましょう。

 

極稀にしか仕入れられない“希少な食材”の味見なんかも出来ることがあったりするなど、貴重な体験をすることができるのです。メニューが厳密に定められているチェーン店では考えられない事例ですね。

 

こういったスピーディーな判断は、個人経営だからこそ出来ることなのです。

 

個人居酒屋のアルバイト、ココが少し残念ですよね・・・

それでは、個人居酒屋でアルバイトをするデメリットを紹介していきましょう。

コチラに関しては“個人経営”ゆえの問題って部分が多いのでしょうか?

デメリット① オーナーとの相性が悪かった時

なんだかんだ曲者ぞろいの飲食業界。当然、オーナー店長も一筋縄でいかない個性豊かな濃ゆい方々が多くなっております。

個人経営の小規模居酒屋の場合、店長とアルバイト1〜2名みたいな少人数の人員配置が基本形ですので、店長との相性はとても重要な問題となっております。

心配な方は、アルバイトをする前に一度店舗を訪れてみると良いかもしれませんね。

 

デメリット② 労働管理が不明確

個人経営の居酒屋アルバイトで、たびたび問題になるのがコチラの“労働管理の不明確”って部分なのではないでしょうか?

 

大手居酒屋のようなタイムレコーダーなどなく、店長の手書きによる勤怠管理は曖昧。自身で記録していた勤務時間とは少しばかり違って“お給料がすくない!!”なんてことも・・・。さらには有給を申請しても「有給?そんなもねーよ!!」なんて勢いで断れたり・・・。

 

こういった事例は“個人経営”だけではなく“法人経営”でもありえる話ではありますが、アルバイトの採用事例の少ない個人の経営居酒屋の方がコンプライアンスに疎い店舗が多いのも事実。

 

「嫌なら辞めちまえ!!」「この野郎!労基署に訴えてやる!!」なんてやり取りになる前に、面接などでしっかり確認することをお勧めします。

 

コンプライアンス重視の方には辛い環境かもしれませんね。

デメリット③ シフトがキツイ

大手チェーン店のような席数の多い居酒屋とは違い、個人経営の居酒屋の大半は席数がそこまで多くありません。

 

そのため、店長+アルバイト1〜2名で営業が回ってしまうパターンが多めです。こういった人員配置ですので、店舗に雇用されているアルバイトさんはそこまで多くなく、1人に求められる出勤日数が多くなってしまう状況が考えられます。

 

仮に月〜木はアルバイト1名、金土は2名でお店を回すとしましょう。

 

もし店舗のアルバイトさんの在籍が2名しかいなかったとすると、平等に勤務日を割った場合、一人あたりの勤務日は4日、そして金土の勤務は2人共必須となります。

 

このようなシフトが多いのか少ないのかは、個人の感覚次第ですが、学生さんの場合ですと、週2〜3日は学校→バイトの繰り返しとなります。さらに、もう1名のアルバイトさんがテストなどで休みになると、1人あたりに求めれる出勤日数も増加は確実。押しの強い店長さん相手ですと、なかなか断りにくかったりもしてしまい、早く3人目のアルバイトさんを見つけてもらわないとプライベートが崩壊してしまう!!なんてこともありますので、皆様お気をつけください。

 

あと意外に多いのが“当日のシフト変更”です。「今日は暇そうだから3時間遅く出勤して」なんて変更はカワイイもので、時には「当分ひまそうだから、必要になったら電話するね」なんて無責任な連絡がくることも・・・。

 

それもコレも暇ならば、店長1人で回ってしまう経営規模だからなのでしょう。

 

個人居酒屋で働くには、それなりの覚悟が必要ということです。頑張りましょう!!

 

デメリット④ 求人が見つけにくい

アルバイトの在籍人数が少数でまかなえてしまう個人居酒屋ですので、数週間の掲載で10数万円掛かるような、求人誌やネットの求人サイトにはアルバイト募集の掲載はせず、大半の店舗はSNSや店先の張り紙などで求人をおこなう傾向にあります。

 

中には「お店を愛してくれる人に働いて欲しい」という気持ちを込めて、店内に求人のビラを掲示いる店舗も存在しています。

 

こういった採用方法はアルバイトさんの離職率の低下にも効果的ですが、来店したお客様の目にしかふれないため、採用に繋がりにくいというデメリットもあります。

 

是非とも働きたい個人経営の居酒屋を見つけた時は、是非とも店舗回りや店内をチェックしてください。きっと素敵な出会いがあるはずです。常連さんからアルバイトになるなんて話もよくありますしね!!

 

まとめ

細かい労務は気にせず、お客様と距離感の近いコミュニケーションを取りたい、将来は飲食業で独立したいといった方々には、個人経営の居酒屋アルバイトはとても魅力的な職場だと考えられますので、是非とも参考にしていただければと思います。

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